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ボヤジン、自治体向けに新サービス、訪日客を地方視察に派遣

  • 2017年11月7日

 アクティビティ予約サイト「Voyagin」を運営する楽天グループの第2種旅行業者のボヤジンはこのほど、訪日外国人旅行者を地方に派遣して受入環境をモニタリングし、自治体に報告するサービスを開始した。Voyaginで公募した旅行者に同社スタッフとカメラマンが同行し、課題などをレポートと動画にまとめて納品する。動画では、旅行者が実際に困難に直面している場面などを収録し、追体験を促すという。

 同社はこれまでにも、自治体からの要請により新潟県などに訪日外国人旅行者を派遣したことがあるが、新たなサービスとして本格的に提供を開始する。発表に際しては「これまでの在住外国人がメインのモニタリングツアーとは異なり、訪日外国人に視察してもらい、よりリアルな課題を発見できる点が最大の特徴」とアピールしている。

 費用は1組2名を1泊2日で派遣した場合、税抜150万円程度となる見込み。宿泊費と交通費は別途請求する。