ルフトハンザ、アリババのOTAと協定、サイト内店舗を開設
ルフトハンザグループはこのほど、中国のアリババグループの旅行販売サイト「フリギー(旧名称:アリトリップ)」と戦略的パートナーシップ協定を締結し、フリギー内に公式店舗「Lufthansa.fliggy.com」を開設した。中国の若年層の取り込みなどがねらいで、LHのウェブサイトと同じ価格と特典で、ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)、スイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)、オーストリア航空(OS)の航空券を販売する。
アリババグループとフリギーの副総裁を兼務する胡臣杰氏は発表に際して「中国の観光需要を支えているのは、インターネットに精通した新世代の消費者。フリギーは航空会社に膨大なユーザーを提供するだけでなく、データ分析を通じたマーケティング・販売の強化なども提供できる」とコメントしている。フリギーの利用者のうち88%は1985年以降に生まれた若い世代が占める。