エジプト / 「カイロ」、「ギザ」視察レポート
2017年10月20日(金)、西方砂漠にてエジプトの警察部隊が襲撃され、警察官多数が死亡したというニュースが入りました。
日本では事件場所が「ギザ県」と報道され、ギザ=ピラミッドに近いと思われたかも多かったことでしょう。
しかしながら実際には、事件の発生場所はピラミッド近辺から南南西に150km離れた場所になります。
既に観光シーズンに入っているエジプト。
エジプトにおいて日本人マーケットに携わる旅行関連業者からなる「エジプト日本旅行業連盟」(JTUE: Japanese Travel Union of Egypt)では、この事件を受け、2017年10月24日(火)に緊急市内視察を行いカイロとギザの観光地をチェックしてまいりました。
その様子をご報告させていただきます。
■ 午前08:00 --- ギザ ピラミッド
メナハウス前の道路でのセキュリティチェックでは以前と同様、車両をチェックしています。
その後、チケット売り場の入場口では、荷物チェックを行っています。
当地も朝晩は涼しくなり、くもり気味の気候でピラミッドにもやがかかっていたものの、多くの観光客が訪れておりました。
なお、チケット売り場には、11月からの入場料の値上げのお知らせが貼られておりました。
■ 午前09:00 --- サッカラ
こちらも通常と変わりなく、チェックポイントにて、国籍・人数・滞在ホテルをテキパキと質問されます。
■ 午前11:00 --- エジプト考古学博物館
セキュリティチェックには長い列ができておりましたが、午前の観光が終わる時刻だったこともあり、迎えのバスが続々と入ってきておりました。
■ 正午12:00 --- ハンハリーリ市場
こちらも変わらず、ゲートでセキュリティチェックが行われております。
また、帰る際にもチェックが行われます。
なお、ムスキー通りでは下水工事のため道の掘り起こしが行われております。
★ まとめ
どこの観光地もセキュリティは以前同様に行われており、時間によって増減はあるものの観光客や車の数も特に変わりはありませんでした。
カイロ市内も落ち着いており、事件の影響は感じられません。
情報提供:情報提供: エジプト日本旅行業連盟(JTUE)、日本海外ツアーオペレーター協会