ロゴマーク 　日本アセアンセンターはこのほど「メコン・ツーリズム・アワード2017」の対象商品の公募を開始した。カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム（CLMV）への優れた旅行商品を造成・販売した旅行会社、ランドオペレーター、航空会社の3社を1組として表彰するもので、今年が3回目。CLMVへの旅行需要の喚起と、東南アジア諸国連合（ASEAN）域内の経済格差の縮小をめざす。同センターによれば、応募件数の目標は設定してないが、昨年は26点の応募があったという。

　今年は、新たに「ワンランク上の上質な休日を提供する旅行商品」を表彰する「ラグジュアリー・トラベル賞」を新設。今年4月から9月までに出発したツアーのうち、送客人数が一番多いものについては「ASEAN50周年記念賞」を授与する。

　このほか、「持続可能な観光開発」に貢献した商品を表彰する「エコツーリズム賞」は、「サステナブル・ツアー賞」に名称を変更。新しいデスティネーション開発に貢献した商品は「ニュー・デスティネーション賞」として、新たな視点で魅力を紹介した商品は「ユニーク・ツアー賞」として、それぞれ前回と同様に表彰する。

　対象は、17年4月1日から18年3月31日までにCLMVを訪問する募集型もしくは受注型の企画旅行。CLMV以外のASEAN諸国と組み合わせた周遊型ツアーについては、全行程の半分以上がCLMVに滞在することを条件とする。ASEAN諸国以外を組み込んだ旅行は対象外。

　応募の際には所定の応募用紙に必要事項を記入し、当該商品のパンフレットや新聞広告、チラシなどを添付して日本アセアンセンターに郵送する。締切日は18年2月3日。受賞者は3月8日に都内で開催する授賞式で発表し、記念品を贈呈するほか、アワードのロゴの使用を認める。

▽メコン・ツーリズム・アワード2017の詳細
http://www.asean.or.jp/ja/tourism-info/20171004/