阪急交通社、欧州で初のリバークルーズチャーター、来年6月
阪急交通社は10月5日、来年6月中旬にクロワジ・ヨーロッパ社のリバークルーズ船「シンフォニー」を単独でチャーターするフライ&クルーズ商品の販売を開始する。大阪発または東京発の「美しきドナウクルーズとザルツブルク9日間」と、大阪発の「美しきドナウクルーズとチェスキークルムロフとプラハ9日間」の2商品で、大阪発は5日、東京発は10日に発売。同社が欧州のリバークルーズ船を単独でチャーターするのは初めてで、定員は計100名とする。いずれも添乗員が同行する。
クルーズは初日の6月15日にハンガリーのブダペストで乗船し、3日目の朝にはスロバキアのブラチスラバ、夜にはオーストリアのウィーンに寄港。5日目にはオーストリアのデュルンシュタインとメルクに寄港し、最終日の6月20日にドイツのパッサウで下船する。その後は陸路で「ザルツブルク9日間」についてはザルツブルクとミュンヘンを、「チェスキークルムロフとプラハ9日間」についてはチェコのチェスキークルムロフとプラハを訪れる。船内ではクラシックコンサートや、音大卒の添乗員によるセミナーなどを予定する。
旅行代金は、6月14日から22日までの「ザルツブルク9日間」は1室をを2名で利用した場合、1階客室は1人あたり39万9980円、2階客室は43万9980円。航空会社はエミレーツ航空(EK)を利用する。6月15日から23日までの「チェスキークルムロフとプラハ9日間」は、1階客室が1人あたり42万9800円で、2階客室は46万9800円。航空会社はルフトハンザ・ドイツ航空(LH)を利用する。11月30日までの申し込みに対しては、旅行代金から1万円を割り引く。