「香港で楽しむ旅のエキストラ」、CXとHKTBが1日観光などキャンペーン

  • 2017年10月2日

香港政府観光局の吉田氏(左から3番目)とCXの蓑口氏(左から4番目) キャセイパシフィック航空(CX)と香港政府観光局(HKTB)はこのほど、「香港で楽しむ旅のエキストラ」キャンペーンを開始した。同キャンペーンはCXのウェブサイトで日本発の航空券を購入し、香港に3泊以上7泊以内で滞在する、もしくは香港を乗継地として利用し6時間以上24時間以内滞在する旅客を対象としたもので、観光ツアーなどを提供し需要を喚起する。

 3泊以上の特典は、スターフェリー乗船券やスカイ100香港展望デッキ入場券などが付く「オープントップバスで香港1日観光」、オールド・タウン・セントラル街歩きツアーやジャンク船に乗船できる「ノスタルジック香港ツアー」、専門ガイドによる香港の日常生活を見ることのできる「九龍半島で香港の文化と生活体験ツアー」のいずれか。

 これらは通常430香港ドル(約6200円)以上のツアーだが、キャンペーン対象者は無料で参加可能となる。予約期間は2017年9月21日から2018年2月28日まで、旅行期間は2017年9月21日から2018年3月31日まで。

 一方、経由の場合の特典は、香港国際空港と香港駅区間内の「往復エアポート・エクスプレス乗車券」、香港国際空港と香港ディズニーランドホテル往復シャトルバス乗車券とWalt's Cafeの割引が付いた「香港ディズニーランドWalt's Cafeで一休み」、ゴンピン360ケーブルカーの往復乗車券などが割引となる「360ランタオ島でトランジット」、香港国際空港と香港ディズニーランド往復シャトルバス乗車券なども付く「弾丸で香港ディズニーランド」の4つで、いずれかを無料または割引価格で利用できる。予約期間は2017年9月21日から2018年5月31日まで、旅行期間は2017年9月21日から2018年6月30日まで。

 なお、2017年の1月から7月までの香港への日本人訪問者数は、前年比15%増と好調に推移しており、HKTBマーケティングシニアマネージャーの吉田美貴氏によれば「今年は2012年の120万人の水準まで回復する」可能性が見えている。またFacebookやTwitterのフォロアー数も14万人を超え、インスタグラムのハッシュタグ「アガる香港」は3000ほどの投稿があるなど、SNSでも成果を挙げている。

 また、CX日本支社のマーケティング部部長の蓑口寿生氏は、「CXは乗り継ぎが非常に良いが、このキャンペーンを通じて、あえて香港で6時間以上滞在するスケジュールを作っていただき旅行を楽しんでほしい」と述べ、「例えば香港からヨーロッパへ行く便は深夜便が多いため、日本出発を午前便にすることで6時間以上の滞在を作ることもできる」とアピールした。