マンダリン、北京の歴史文化保護区に出店、18年後半に

  • 2017年9月21日

ホテルの中庭(イメージ)  マンダリンオリエンタルホテルグループはこのほど、2018年後半に北京の旧城内歴史文化保護区に「マンダリン オリエンタル チェンメン北京」を開業すると発表した。同社によれば、外資系ホテルが同区内にホテルを開業するのは初めて。中国の環境保護関連企業の北京ティアンジ・グループと、このほど運営受託契約を締結した。

 同ホテルは保護区内にある、北京特有の細い路地「胡同」に面し、天安門広場や天壇、紫禁城までは徒歩圏内。中国北部の伝統的な建築様式である、中庭を囲んで四方に建物を配した家屋「四合院」を改修して開業するという。客室数は全72室で、館内にはルーフテラス付きのオールデイダイニングや中華レストラン、ティーラウンジ、ケーキショップ、室内プール、フィットネスセンター、スパなどを備える。