外務省、メキシコ地震で注意喚起のスポット情報-余震に注意

  • 2017年9月20日

 外務省は9月20日、現地時間の19日午後にメキシコ中部で大規模地震が発生したことを受けて、注意喚起のためのスポット情報を発出した。同国では、7日にも南部のチアパス州沖を震源とするマグニチュード8.2の地震が発生して数十名の死者を出したが、今回は中部のモレロス州を震源とするマグニチュード7.1の地震により、首都のメキシコシティでも建物が倒壊。すでに100名以上の死者が出たと報じられている。死傷者は今後も増える見込み。

 外務省は、今後も余震が断続的に発生し、本震で弱くなった建物の倒壊や土砂災害などの2次災害が引き起こされる恐れがあることから、被災した地域への訪問を予定している旅行者に対しては、政府関係機関や報道などから最新情報を入手するよう要請。あわせて、状況に応じた旅程の変更、「たびレジ」への登録なども推奨している。