JTB、海外のクラウドワーカー30名で新チーム、訪日誘客支援

  • 2017年9月14日

 ジェイティービー(JTB)は9月14日、このほどクラウドソーシング事業を展開するワークシフト・ソリューションズと業務提携し、訪日外国人旅行者の誘致に取り組む自治体や企業に向けた、ソリューションサービスの提供を開始すると発表した。JTBは、ワークシフトが有する159ヶ国・約5万5000人以上の登録者なかから選抜した、翻訳やコンテンツ制作などに秀でた約30人で構成する「チームJTB」を組織。自治体などからワンストップで業務を請け負い、チームJTBが遂行する。まずは構成員が在住する国でのアンケート調査などの取り扱いを開始する。

 JTBは2016年度に社外のアイデアやリソースによる事業開発の加速を目的として、オープンイノベーションプログラム「JTB Accelerator 2016」を実施。今回の業務提携は、さまざまな分野から集まった124件のアイデアの選ばれたもの。

 なお、同サービスについては、「ツーリズムEXPOジャパン2017」の会場内で9月21日から23日にかけて開催されるBtoB展示会「インバウンド・観光ビジネス総合展」に出展してアピールする。