阪急交通社グ、7月の国内は7%増、訪日は22%減

  • 2017年9月14日

 阪急交通社グループ3社の7月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比7.0%増の96億5641万円となり、5ヶ月連続で前年を上回った。主力の阪急交通社は7.2%増の94億6021万円。北海道、北陸・甲信越、中国、九州、沖縄が前年から1割以上増加した。

 業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは企業の出張が低調で7.6%減の3億1910万円と前年を下回った。阪神トラベル・インターナショナルは昨年に大型団体を取り扱った反動で、42.9%減の525万円となった。

 グループ3社の外国人旅行の取扱額は22.4%減の1億3577万円で、阪急交通社は19.6%減の1億2687万円、阪神ビジネストラベルは48.1%減の890万円。ともにアジアからの訪日外国人旅行者のFIT化により取り扱いが減少したことなどで、前年を下回った。阪神トラベル・インターナショナルは外国人旅行を取り扱っていない。

 なお、3社の海外旅行の取扱額の合計は7.6%増の172億6581万円で、総計は7.1%増の270億5800万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。