ふるさと甲子園、グランプリに広島・尾道 ロケ地とグルメでアピール
「ロケ地」と「グルメ」をテーマに「行きたいまちナンバーワン」を決定する「全国ふるさと甲子園」の第3回大会が8月26日、東京都千代田区のアキバスクエアで開催された。映画やドラマの舞台となった全国55地域が食と風土でご当地自慢合戦を展開。その結果、来場者から最多得票を獲得した広島県尾道市がグランプリに選ばれた。
同大会は産学官の連携で2015年にスタート。第1回は映画「種まく旅人」と「玉ねぎ」の兵庫県淡路島、第2回はアニメ「ラブライブ」と「みかんどら焼き」の静岡県沼津市がグランプリを受賞した。
会場では各地のブースでロケ地の紹介やご当地グルメ、特産品を販売してアピール合戦を展開。映像制作者に向けてロケ地の誘致のアピールも。各地のゆるキャラやアイドル「仮面女子」、女優・のんさんも参加して大会を盛り上げた。
グランプリの広島県尾道市は11月に全国公開を控える映画「こいのわ婚活クルージング」の舞台。広島県庁の婚活事業をモチーフにした作品で風間杜夫さんと片瀬那奈さんが主演を務める。同市のブースには開場と同時に行列ができ、ご当地グルメ「レモンスカッシュ」は2時間弱で売り切れる人気ぶりだった。
準グランプリは映画「海賊と呼ばれた男」と「冷やし勝運カツ茶漬け」の千葉県勝浦市、3位は「ノルウェイの森」と「かみかわ弁当」の兵庫県神河町。
情報提供:トラベルニュース社