天王寺区の魅力、外国人留学生に発信 和空下寺町でイベント/大阪
今年4月にオープンした宿坊「和空下寺町」(大阪市天王寺区)前にこのほど、あべの・上本町シャトルバスのバス停が開設され、運行開始を記念して外国人留学生が写経などを体験するイベントが行われた。
イベントの開会時には、天王寺区内で学ぶ日本学生支援機構大阪日本語教育センターの10カ国10人の留学生を前に、天王寺区の西山忠邦区長は「天王寺区の魅力をもっと知ってもらいたい」と呼びかけた。また、施設を運営する和空プロジェクトの熊澤克己社長は「日本を代表する寺町でもある下寺町で文化と歴史を感じてほしい」と話した。
ケニアから留学しているムキリ・サミュエルさんは「日本文化についてこのような経験をしたことはなかった。感謝しています」と述べ、留学生はそれぞれ写経や写仏などに挑戦していた。
シャトルバスは、近鉄バスが近鉄・上本町-松屋町筋-近鉄・大阪阿部野橋駅間を1日7本運行している。
(17/09/04)
情報提供:トラベルニュース社