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NSW州、3年ぶりロードショー、需要回復で現地の期待も高く

  • 2017年8月31日

観光局とサプライヤーの面々 ニュー・サウス・ウェールズ州(NSW州)政府観光局は8月30日、3年ぶりとなる「ジャパンロードショー」を開始した。現地からサプライヤーが来日して日本各地でセミナーとワークショップを開催するもので、前回は6社のみであったが今回は13社14名と倍増。日本側でも、東京、名古屋、大阪の3都市で300名以上が参加する盛況ぶりとなった。

 日本局長の新堀治彦氏は、30日に東京で開催したワークショップの冒頭、3月までの12ヶ月で日本人訪問者数が前年比22%増の16万5000人と大きく伸びており、現地側の期待も高まっていると説明。

 また、折しもカンタス航空(QF)が季節運航ながら関空線復便を決めており、今冬は最大で日本から1日4便がシドニーへと運航されるようになることにも言及し、「観光局としては是非通年化を実現したい」と語って集まった関係者にさらなる販売増への協力を要請した。

 なお、17年通年での日本人訪問者数については10%増をめざしているところで、新堀氏は18年にはQF増便の効果もあってさらに大きな伸びが可能と意欲を示していた。