下呂温泉まつり 4日間で5万4千人集う/岐阜
岐阜県下呂市の下呂温泉で8月1-4日の間、真夏の下呂を盛り上げる「下呂温泉まつり」が開かれ期間中、観光客5万4千人で賑わった。
メーン行事となる温泉感謝祭は3日に開かれ、天与の恵みである温泉に感謝し、下呂温泉の繁栄を祈った。恒例の参進行列はJR下呂駅をスタート。下呂温泉を世に広めた万里集九像や林羅山像のある白鷺橋を通過し、温泉神社まで関係者が時代衣装に身を包んで練り歩いた。温泉神社では芸妓らによる下呂小唄の奉納や献湯の儀などが行われた。
感謝祭の瀧多賀男実行委員長(水明館)は「諸先輩らの努力のおかげで全国に知られる温泉地になったことを我々は忘れてはいけない。日本のみならず世界の下呂温泉として知られるよう努力したい」と話した。直会では下呂泉都踊りが披露された。
また、飛騨川の河川敷で約1万3千発の花火と音楽がコラボする「花火ミュージカル」が夜空を彩った。
下呂温泉まつりは初日の「龍神火まつり」に始まり、2日には「湯の華みこしパレード」「下呂おどり」などが繰り広げられ、下呂の夏の風物詩となっている。
情報提供:トラベルニュース社