国内LCC4社、お盆の旅客数は13.5%増、利用率92.5%
ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)の国内LCC4社は8月21日、2017年のお盆期間(8月10日~20日)の利用実績を発表した。それによると、旅客数の合計は前年比13.5%増の51万889人で、座席数は13.4%増の55万2384席、利用率は0.1ポイント増の92.5%だった。
このうち国際線の旅客数は23.1%増の13万7906人、座席数は20.2%増の14万6556席で、予約率は2.2ポイント増の94.1%。国内線の旅客数は10.3%増の37万2983人、座席数は11.1%増の40万5828席、利用率は0.6ポイント減の91.9%だった。
総旅客数、総座席数ともに最も多かったのはGKで、旅客数は7.8%増の19万6250人、座席数は7.1%増の21万4560席となった。利用率の1位はIJで、1.9ポイント減の95.1%だった。
国際線の旅客数が最も多かったのはMMで、18.8%増の7万2479人。伸び率は座席数を2倍に増やしたIJで、100.1%増の8156人となった。利用率の1位はIJで、0.1ポイント増の98.1%。利用率の伸びは、GKが10.0ポイント増の92.6%で1位となった。
国内線の旅客数の1位はGKで、7.0%増の17万9576人。伸び率の1位は座席数を73.7%増としたIJで、69.0%増の2万3467人となった。唯一前年を下回ったのは、座席数を2.3%減としたMMで1.7%減の11万3444人。利用率のトップはIJで2.6ポイント減の94.1%。利用率の伸びはMMが0.6ポイント増の93.5%で、唯一前年を上回った。
なお、両社が8月3日に発表した予約状況からの増減は以下の通り。