楽天とLIFULLが共同出資し、今年3月に設立した民泊事業会社の楽天LIFULL STAYは9月4日、短期賃貸契約物件であるマンスリーマンションの紹介サイト「LIFULL HOME'S マンスリー」を開設する。民泊希望者のうち30日以上の宿泊を希望する旅行者を取り込むことがねらいで、LIFULLの不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」からの導線も設ける。不動産事業者からの物件掲載申込の受付はすでに開始しており、年内には在庫管理システムの提供も開始する予定だ。

　同サイトは、住宅宿泊事業法（民泊新法）の施行後に立ち上げる予定の民泊仲介サイト「Vacation Stay（仮称）」とも連動する予定。詳細については未定としているが、不動産業者が閑散期のマンスリーマンション物件を民泊物件として活用できる環境を整えるという。