7月の旅行業倒産は1件増の2件、負債総額4400万円
東京商工リサーチ(TSR)によると、2017年7月の旅行業の倒産件数は前年比1件増の2件だった。負債総額は前年比340.0%増の4400万円。
TSRによれば、倒産したのは滋賀県と埼玉県の旅行会社で社名は非公開。滋賀県の会社は国内の社員旅行や個人旅行などを中心に扱う、年間売上高約2500万円の小規模な会社だったという。埼玉県の会社は個人旅行者向けに韓国などアジア方面への格安航空券を扱い、年間売上高は約5000万円。両社ともに同業他社との競合から事業が伸び悩み、収益の悪化から資金繰りが逼迫していたという。
なお、宿泊業の倒産件数は2件増の6件で、負債総額は134.4%増の18億8500万円。詳細は別途記載(下記関連記事)。