エア・カナダ、今年も旅行会社を表彰-創立80周年でブランディングも一新
エア・カナダ(AC)はこのほど東京で旅行業界関係者や顧客企業を招いたレセプション「サマーナイト2017」を開催した。ブランドイメージを黒・赤・白に一新したことにちなみ、テーマを「80th Anniversary~Black&Red」に設定し、旅行会社や企業の来場者に黒と赤の物を着用してもらう趣向を取り入れた。
冒頭の挨拶でAC日本支社長のワイス貴代氏は、「2017年はカナダ建国150周年とエア・カナダ創立80周年の記念すべき年。またコーポレートブランディングの一新と、名古屋/バンクーバー線の路線を拡大した大切な年」と述べ、「今後も日本の旅行会社の皆様がアウトバウンドビジネスを充実するための協力をすべく、ますます発展していきたい」と抱負を語った。
また、アジア太平洋セールスディレクターのP.K.リー氏は日本のマーケットは非常に重要であるとし「来年は前年比200パーセントの売上成長をお願いしたい。実際に前年比で150パーセントの成長を達成した旅行会社もある。そのためにエア・カナダは協力を惜しまない」と訴えた。
恒例となっている、昨年の販売貢献度が高かった旅行会社を表彰するアワードオブエクセレンスでは、総売上高、総売上高伸び率などの総合点数が最も高かった旅行会社の「ベストパフォーマンス賞」として、コーポレート部門でサミット・エアー・サービス、レジャー部門でエイチ・アイ・エス(HIS)を選出。
また、斬新な商品造成をした旅行会社に贈る「パイオニア賞」には「アメリカ東海岸4都市珠玉の美術館めぐり7日間」を造成したクラブツーリズムを選び、アメリカへの渡航にACを利用することの認知度向上に貢献したことへの謝意を表した。
このほか、「プロモーション賞」は真冬カナダとラスベガスを取り入れ集客を実現した「美しきカナディアンロッキーと絶景のグランドキャニオン6日間」を造成、販売した読売旅行が受賞。
さらに、売上の前年比伸び率が最も高かった旅行会社を表彰する「ベストグロウス賞」では、コーポ―レート部門が前年比81パーセント増であったサミット・エアー・サービスがベストパフォーマンス賞に続き受賞、またレジャー部門は217%増の日本旅行が選ばれた。