成田、お盆の出入国予想は7.2%増、韓国や香港などが後押し

  • 2017年8月3日

 成田国際空港(NAA)は8月3日、2017年お盆期間(8月10日~20日)の出入国者数の推計を発表した。出国者数は前年比8.4%増の53万9400人、入国者数は6.0%増の52万8600人で、合計は7.2%増の106万8000人。NAAによれば、増加は昨夏以降の新規就航や増便を受けたもので、方面別ではハワイなどのリゾート路線、韓国や香港などの近距離路線が比較的人気という。出国のピークは8月11日で5万7700人、入国のピークは8月20日で5万1300人を予想する。

 ターミナル別の出国者数は、第1ターミナルが前年並みの27万1900人、第2ターミナルが20.1%増の23万300人、第3ターミナルが9.5%増の3万7200人。入国者数は第1ターミナルが1.5%減の26万7500人、第2ターミナルが16.5%増の22万5700人、第3ターミナルが5.5%増の3万5400人だった。香港エキスプレス(UO)、香港航空(HX)、ティーウェイ航空(TW)の増便などにより、第2ターミナルが出入国者数ともに大きく伸びる見込み。