全日空、資金調達サイトで朝日新聞と協力-第3弾テーマは防災

  • 2017年8月2日


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  全日空(NH)はこのほど、昨年10月に開設したクラウドファンディングサイト「WonderFLY」において、事業アイデアコンテスト「クリエイティブアワード」の第3回を開始した。テーマは「あなたの日常に防災をプラスする」で、今回は新たな取り組みとして、クラウドファンディングの実施段階で朝日新聞のクラウドファンディングサイト「A-port」と連携。NHによれば「運営主体が異なるプラットフォームが連携して、同じアイデアに対して同時にクラウドファンディングを実施することは前例のない取り組み」という。

 1次選考を通過したアイデアについては「WonderFLY」で一般投票を実施した後、両社による最終選考で受賞者を決定。受賞者にはNHから100万円の資金を提供し、試作品の開発後、両社がクラウドファンディングによる資金調達をおこなう。商品化後は量産や販売に向けた企業とのマッチングの機会を提供するほか、流通の支援などにも務める。

 第2弾の募集期間は9月1日まで。9月中の選考を経て、9月25日に受賞者を発表する予定で、12月中旬以降に資金調達を開始する。