マリアナ、アンバサダー188名、FAMツアーやイベントで意欲促進

  • 2017年7月30日

パーティーの様子  マリアナ政府観光局(MVA)はこのほど、デルタ航空(DL)の協力のもと「マリアナアンバサダー就任1周年パーティー」を開催した。MVAとDLは2016年7月、同年1月に実施した旅行会社向け研修旅行の参加者を「マリアナアンバサダー」に任命。任期を今年7月31日までとしていたが、継続意思のあるアンバサダーの任期を更新し、さらにマリアナを担当する旅行会社スタッフ24名を新たに任命した。今後は計188名で活動していくという。

 パーティーで挨拶したMVAゼネラルマネージャーの一倉隆氏は「リゾートやレストランがオープンするなど、マリアナはデスティネーションとして変わってきている」と紹介。また「今後は20代から30代の女性をターゲットに、同世代の方が『行きたい』と思える情報を発信していきたい。本当の意味でマリアナを好きになって、お客様へご紹介いただきたい」と呼びかけた。

 パーティーでは、新任アンバサダーの任命式や、今年開催したアンバサダー向けの販促プロモーション「マリアナツアープランニングコンテスト」と「マリアナをPRしたで賞」の授賞式などを開催。ツアープランニングコンテストはマリアナならではの素材を組み込んだツアーを企画・販売した人を選出するもので、最優秀賞は近畿日本ツーリスト個人旅行の小池麻美子氏となった。

 一方、マリアナをPRしたで賞は、社内外でマリアナをピーアールした人のうち、最も貢献した人を表彰するもの。最優秀賞はJTB首都圏鎌倉駅前の石田良江氏で、カウンターでサイパンを案内し実際に成約に至ったことや、ソーシャルメディアへの写真の投稿、ママ友グループLINEでのサイパン情報の発信などが評価されたという。

 今後のアンバサダーの活動としては、新任アンバサダー向けのFAMツアーを9月と10月に実施するほか、既存アンバサダー向けにも10月にFAMツアーを実施する計画。また、12月にはアンバサダーを慰労するクリスマスパーティーを実施するという。このほか、アンバサダーへの特典として、現地ホテルなどの優待情報を利用できるIDカードを贈呈した。

 なお、パーティーではこのほか、MVAがマリアナの最新情報や今後開始予定の旅行業界関係者を対象とした「マリアナ観光マイスター検定」について紹介。また、DLが成田/サイパン間で運航中のB757型機を、今年11月から2018年3月31日まで「デルタコンフォートプラス」を20席増やした機材で運航することなどを説明した。