キャセイ、日本支社長職を台湾・韓国と統合、8月1日付

  • 2017年7月24日

 キャセイパシフィック航空(CX)は、8月1日付で日本支社長のポストを台湾・韓国地区支配人と統合し、新たな役職として「北東アジア地区総支配人」を設ける。7月31日付で現日本支社長のライオネル・クオック氏が退任し、翌8月1日付で北東アジア地区総支配人としてチャーリー・スチュワートコックス氏が就任する予定で、今後は東京を拠点に3つの市場を統括する。スチュワートコックス氏の経歴などについては28日に発表する予定。

 同社は今年5月に本社組織の再編成に向け、年末までに600名の人員削減を実施する方針を発表していたところ。本誌の取材に対しては「日本市場単体の売上高などは開示していないが、好調に推移しており、引き続き重要な市場であることには変わりない」と説明した。