ブラジル、アルゼンチン / 南米から新たに二つの世界遺産が登録されました
2017年7月、ポーランドのクラクフにて「第41回 世界遺産委員会」が開催され、南米から新たに二つの世界遺産が登録されました。
南米にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
■ 新世界遺産(2017年7月)
◎ Cais do Valongo(ヴァロンゴ埠頭考古遺跡) --- ブラジル / 世界遺産
奴隷貿易のための港湾施設で、1811年に建設。
以後数十年で90万人もの奴隷がアフリカから運び込まれました。
近隣のヴァロンゴ墓地には2万~3万人の奴隷の魂が眠っています。
奴隷貿易が禁止された1888年以降は、アフロ・ブラジル文化の中心地となりました。〔アクセス〕
リオデジャネイロ・ホテルエリアから車で約20分。
◎ Los Alerces National Park(ロス・アレルセス国立公園) --- アルゼンチン / 自然遺産
アンデス山脈南部、パタゴニア北部に位置する国立公園で、活発な活動を続ける火山地帯にあり、ブナやヒノキなどの温帯林が占めています。
40~70年に1度、いっせいに開花して生態系が刷新されます。〔アクセス〕
ブエノスアイレスから空路でエスケル空港まで移動、その後陸路移動となります。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会