エースJTB、17年度下期は地域素材など拡充、北海道に注力

  • 2017年7月16日

パンフレット表紙  JTB国内旅行企画は7月14日、エースJTBの2017年下期商品の販売を開始した。地域の観光素材やエースJTBのオリジナルプランを拡充し、特に北海道については、全社キャンペーン「日本の旬」で注力。また、上期に続きレゴランド・ジャパンやユニバーサル・スタジオ・ジャパン、東京ディズニーリゾート関連商品では、優先入場プランなどを用意する。販売目標は非公開。

 北海道については「『感動劇場HOKKAIDO』~新発見。海と大地のたからもの。~」をテーマに、「グルメ」や「体験」「イベント」にスポットを当てた新たなパッケージツアーやオプショナルプランを提供。「グルメ」については、JTB独自のメニューとして毛ガニや牡蠣、地酒などを楽しめる宿泊プランやオプショナルプランを用意した。

 「体験」については、紅葉を楽しむオプショナルプランに加えて、ワカサギ釣りやスノーモービルなど冬の北海道を楽しむプランを設定。「イベント」については、道内各地のイルミネーションや、2月の「さっぽろ雪まつり」のプロジェクションマッピングを楽しむプランなどを設けた。

 そのほか「個性光る宿」シリーズでは、これまでのテーマである「湯」と「食」に、新たに「眺望」を追加。渓谷や海、湖、夕日などの眺めが美しい宿泊施設を25軒選定した。

 テーマパークを訪れる商品のうち「レゴランド・ジャパンへの旅」では、引き続き「サブマリン・アドベンチャー」への優先入場プランのほか、「レゴニンジャゴー・ライブ」に加えて最大5つの人気アトラクションに優先入場できる「JTBスキップパス」を用意した。

 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの旅」は、参加者全員に「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」への入場確約券を提供。また、追加代金で人気アトラクションへの入場を1回予約できる「エンジョイプラン」なども用意した。「東京ディズニーリゾートへの旅」では、引き続き、宿泊施設での「携帯らくらくチェックイン」や「朝食優先席」などのサービスを提供する。

 そのほか、京都では8つの社寺を自由に拝観できる「プレミアムパス」付きプラン、大阪では落語家と一緒に遊覧船で大阪市内を巡るプランなどを用意。また、九州では一般人は立入禁止の「防空指揮所跡」などを海上自衛官OBによる案内付きで巡るプラン、関東では「桔梗信玄餅」の詰め放題付きのほうとうランチプラン、沖縄ではプレミアムフライデーにホテルのバーをはしごするプランなどを新たに設けた。