和旅協、新事業展開へ意欲
一般社団法人和歌山県旅行業協会(小山哲生会長=日高観光)と協同組合和歌山県旅行業協会(和旅協、小山哲生理事長)の通常総会がこのほど、和歌山市のシティイン和歌山で開かれた。
一般社団法人の総会では、小山会長が3月に石川県で開かれた全旅協の第12回国内観光活性化フォーラムへの参加協力の礼を述べたあと、今年度事業について例年通り法定業務を実施していくことを確認し、会員へ協力を呼びかけて承認された。役員改選では小山会長を再選した。
続いて行われた協同組合の総会でも再選された小山理事長は「格安旅行業者『てるみくらぶ』の倒産により、我々のような中小旅行業者を通さずに直で旅行をしようとする旅行者が増えることが懸念される。我々も新たな事業に取り組む必要がある。皆さんの力を貸してほしい」と述べた。
今年度事業は協力会や地元受入施設の組織「葵会」と連携を図り魅力ある宿泊プランの開発を目指すほか日本旅行のαラインを活用した業務拡大を行うことを決めた。
さらに、協同組合旅行業協会協力会(沼田久博会長=むさし)の総会では、組合員との商談会や親ぼく交流会、研修会などの開催や苦情相談を今年度事業として取り組むこととした。
総会終了後は日本旅行のおもしろ旅企画ヒラタ塾の平田進也代表の講演、旅行ビジネスサポートの内田哲弘部長の全旅保険の説明会、協力会との商談会を開いた。
(17/07/12)
情報提供:トラベルニュース社