ペルー クスコ/教職員組合のストライキ・デモ抗議に伴う影響‐続報2

  • 2017年7月12日

 現在、行われているクスコ地方教職員組合のストライキ・デモ抗議に関する続報をお知らせいたします。

現地時間昨日2017年7月11日(火)の時点では、クスコ~ウルバンバ間のルートにおいて実施予定の道路封鎖を受け、ペルーレイルではポロイ駅発着の全ての列車をオリャンタイタンボ駅発着に変更し対応していたところ、デモ隊の一部は道路封鎖のみならずマチュピチュ行きの列車の線路をはがし、また線路上に石や障害物を置くなどの行動に出ております。(82km地点、オリャンタイタンボ駅から約12kmほどマチュピチュ寄りの場所。)
これを受け、現在マチュピチュへの往路・復路全ての列車が運行を中止し、マチュピチュ訪問に支障が生じております。

また既にお伝えしている通り、現地時間7月12日(水)~13日(木)の両日、「新チンチェロ国際空港の工事再開」を求める48時間ストライキがクスコ州全土において予定されております。

 これを受けペルーレイル社では、安全の確保ができないことを理由に、7月12日(水)~13日(木)の列車運行の取り止めを決定いたしました。

 デモ隊は既にクスコ空港周辺まで進んでおり、クスコ空港では混乱を避けるため、空港内への車両の乗り入れ禁止の措置がとられております。

またクスコ中心のアルマス広場近くでも抗議の意を表す座り込みが行われております。

 この影響で、現在広場への車両の進入が不可となっており、広場へのアクセスは徒歩のみとなっております。

 さらに、クスコ~プーノ間、クスコ~アレキパ間でも道路封鎖が行われ、交通に支障が生じております。

交通・観光に大きく支障が生じている今回のストライキですが、今後も労働条件改善を求め、デモ抗議は続く見通しです。

 新たな情報が入り次第、お知らせいたしますが、当該地域へのご旅行・ご滞在をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

情報提供:株式会社ラティーノ株式会社ウニベルツール日本海外ツアーオペレーター協会