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外国人に1番人気は「伏見稲荷」 トリップアドバイザー調査

 世界最大の旅行口コミサイト・トリップアドバイザーに投稿された外国語の評価をもとにした「外国人に人気の観光スポット2017」がこのほど発表された。1位は4年連続で「伏見稲荷大社」(京都市)が1位に選ばれた。

 ランキングは今年で9回目。トリップアドバイザーに投稿された口コミのうち外国語の投稿件数をもとに順位づけした。1位の伏見稲荷大社は総口コミ数1万5千件のうち1万3千件以上が英語をはじめ世界各国語の口コミで、日本を代表する観光地になったことが裏付けられた。

 2位は、昨年9位から順位を上げた「アキバフクロウ」(東京都千代田区)が、3位には「広島平和記念資料館」(広島県広島市)がランクイン。以下、厳島神社(広島県廿日市市)▽東大寺(奈良市)▽清水寺(京都市)▽新宿御苑(東京都新宿区)▽金閣寺(京都市)▽箱根彫刻の森美術館(神奈川県箱根町)▽高野山奥之院(和歌山県高野町)までがベストテン。

 30位までに初登場したのは22位と23位に挙がった、マジックショーが楽しめる「マジックバー フレンチドロップ」(大阪市)と英語のコメディーショーが楽しめる「RORコメディー」(同)、イルミネーションが話題になり27位にランクした「なばなの里」(三重県桑名市)の3カ所。

 トリップアドバイザーでは「大阪を訪れた際、USJや大阪城、海遊館、黒門市場などを日中に訪れ、夜はマジックバーやコメディーショーに行くというような旅程を組む外国人観光客も増えてきていることが伺える」と分析。日本人にはあまり馴染みがないスポットが外国人観光客からの人気を受け、日本人にも広がっていく現象が今後増えていくとみている。

 都道府県別では京都府からの7カ所がもっとも多かった。

 (17/07/11)


情報提供:トラベルニュース社