イースター航空、新千歳/仁川線を再開、新千歳発初便は8割超
イースター航空(ZE)は7月1日、5年4ヶ月ぶりに新千歳/ソウル(仁川)線を再開した。同路線は2011年に週2便で開設後、需要の低迷により12年3月から運休していたが、訪日需要の増加を受けて1日1便で再開した。運航機材は189席のボーイングB737-800型機。新千歳発の初便は153名が利用し、搭乗率は80.9%。仁川発の初便は186名で搭乗率は98.4%だった。
ZEによると予約の動向は「全体的に好調」で、7月については95%で推移しているという。需要の比率は訪日が9割、訪韓が1割。今後の増便については「年内に1日2便体制にしたい」との考えで、昼間時間帯のスロット獲得に向けた調整を進めているという。
ZEは新千歳線の再開を記念し、特別運賃キャンペーンを実施中。新千歳発の往復航空券を1万1000円から販売するもので、対象の出発期間は7月19日までとした。座席数には限りがある。