マンダリン、23年にメルボルンで開業、豪州進出へ

  • 2017年7月5日

「マンダリンオリエンタルメルボルン」が入居する複合タワー(中央)のイメージ  マンダリンオリエンタルホテルグループは、2023年にオーストラリアのメルボルンで「マンダリンオリエンタルメルボルン」を開業すると発表した。同社の豪州での初めてのホテルとなる予定で、このほど現地の不動産開発会社であるランドリーム社と運営受託契約を締結した。

 ホテルはランドリーム社が開発する高さ185メートルの複合タワーに入居する。入居する階については未定としているが、客室数は全196室を予定し、さらに上層階には全148室の「レジデンス・アット・マンダリンオリエンタル」も開業する。

 同タワーは、金融街のコリンズ・ストリート沿いに位置し、レストランや商業施設が集まるドックランズやサウスバンクにも近いという。客室以外には、オールデイダイニングやバー、ルーフトップテラス、会議室、フィットネスセンター、室内プール、スパなどを設ける予定。