JTB、キャンプ場会社と提携、まずは瀬戸内海で無人島開発

  • 2017年6月29日

開発を進める瀬戸内海の無人島  ジェイティービー(JTB)は6月29日、静岡県下田市に本社を置き、伊豆などで5ヶ所の1日1組限定のプライベートキャンプ場「VILLAGE」を運営するVILLAGE INC.との提携を発表した。全国の遊休地などの利活用支援などを目的としたもので、まずは岡山県倉敷市に属する瀬戸内海の無人島で、グランピングなどを楽しめる「VILLAGE」の開設に向けた取り組みを開始するという。島名は非公開で、具体的な計画については追って発表する。

 JTBとVILLAGE INC.は今後、「VILLAGing企画委員会」を設立して、計画の具体化を進める予定で、新設する「VILLAGE」は地域創生に資するの交流の拠点と位置づけて活性化をはかる。JTBはグループが進める DMC(デスティネーションマネジメントカンパニー)戦略の一環として、地域開発や人材育成、特産品の開発・販売などについてノウハウを提供する。