Relux、民泊市場参入へ、掲載施設の募集開始
宿泊予約サイト「Relux」を運営する、KDDIの連結子会社のLoco Partnersはこのほど、民泊の取り扱いを開始する旨を発表した。6月9日に住宅宿泊事業法案(民泊新法)が成立し、1年以内の施行が決定したことに伴うもの。民泊新法の施行にあわせてサービスの提供を開始する。Reluxではすでに町家や古民家の宿泊を取り扱っているが、さらに多様な形態の宿泊を国内外の利用者に提供できるようにするため、民泊を取り扱いを決定したという。
6月23日からはReluxの特設サイトで、掲載する民泊物件の募集を開始。対象は民泊新法で定められたルールを守り、都道府県知事への届出を完了する予定の施設で、取扱施設の目標軒数は非公開とした。
同社では宿泊施設を掲載する際、100項目にわたる審査を実施して5段階の格付けをおこなった上で掲載。民泊物件についてはこれとは別の審査基準を設けて、基準を満たした施設を掲載するという。
民泊新法成立後にはさまざまな会社が民泊事業への参入を発表しており、最近では6月22日に楽天が住宅情報サイトを運営するLIFULL(ライフル)と新会社を設立し、宿泊仲介サイトを開設する旨を発表している。