コロンビア・ボゴタ、6月17日に発生した「爆発事件」について
現地時間2017年6月17日(土)、コロンビア首都・ボゴタのショッピングセンター「セントロ・アンディノ」(Centro Andino)にて爆発があり、女性3人が死亡、9人が負傷しました。
爆発のあったショッピングセンターは、父の日を前に大勢の買い物客でにぎわっていたとのことですが、ボゴタの日本国大使館によると日本人が被害に遭ったという報告は出ておりません。
反政府グループ「国民解放軍」(ELN)等は今回の爆発との関係の否定しており、サントス大統領は、原因の究明に向けて捜査を命じております。
今回、爆発のあったショッピングセンターは、ボゴタ国際空港から約18km、シェラトンやマリオットなどのホテルゾーンからは約11km、旅行者が訪れる旧市街からは約10km離れております。
コロンビアでは、2016年8月24日にコロンビア政府とコロンビア革命軍FARC代表団間で和平交渉が最終合意に達し、2016年9月26日には歴史的な正式調印が行われました。
調印式は世界遺産の古都・カルタヘナで公開/生放送という国連事務総長、各国大統領、代表団や国民の前で行われ、半世紀にわたり内戦を続けた政府と革命軍が平和スピーチを行いました。
その後、内戦に終止符を打ったコロンビア大統領が、ノーベル平和賞を受賞したばかりでした。
治安情勢が改善しているボゴタですが、コロンビアに渡航・滞在される方は、不測の事態に巻き込まれないよう十分ご注意ください。
また事件の発生を受け、外務省より注意喚起が発出されておりますので、あわせてご確認ください。
※コロンビア: ボゴタ市内における爆発事件の発生に伴う注意喚起 (2017年06月18日)
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C137.html
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会