てるみくらぶ、債権者集会は都内のホールで、11月6日に

  • 2017年6月19日

 東京商工リサーチによると、今年3月に東京地方裁判所から破産開始決定を受けたてるみくらぶと、その関連会社である自由自在の債権者集会が、11月6日に東京都港区のメルパルク東京ホールで開催されることが決定した。1582席を有するイベントホールで、通常は債権者集会は裁判所などで開かれることが多いが、債権者の多さなどを考慮してホールを借り切っての開催となった。同ホールによれば、これまでには2012年に破産した畜産会社の安愚楽牧場などが債権者集会をおこなったという。

 てるみくらぶの負債総額は151億1300万円で、内訳は消費者が99億円、国際航空運送協会(IATA)のBSPデフォルト(債務不履行)が4億円、ホテルやランドオペレーターなどの関連業者約95社が14億円、金融機関が32億円となる見込み。消費者については申込件数で約3万6000件、人数で8万人から9万人に影響が出ていると見られている。自由自在の負債総額も34億円に上る。