日本旅行の2017年4月の旅行取扱実績で、海外旅行の取扱額は前年比0.6％減の75億5108万円となった。団体旅行は1.6％増の13億4809万円、企画旅行も7.7％増の18億5055万円と前年を上回った一方、企画旅行以外の個人旅行が3.4％減の39億1130万円と前年を下回った。同社によれば、4月から航空会社が燃油サーチャージを引き上げることを受けて、3月中に4月分の航空券を発券した反動という。なお、3月の個人旅行は17.8％増の46億4893万円だった。

　団体旅行のうち、一般団体は2.9％減の9億8077万円、教育旅行団体は15.6％増の3億6733万円。企画旅行は、昨年に欧州のテロ事件などによる落ち込みがあった反動で増加し、「マッハ・ベストツアー」は8.4％増の13億1431万円、他社企画商品は6.2％増の5億3624万円となった。

　海外旅行以外では、国内旅行が1.6％増の189億7262万円、国際旅行は16.6％増の53億2811万円で、総計は3.3％増の320億4012万円となった。国内旅行の詳細は別途記載（下記関連記事）。