KNT-CTホールディングス（KNT-CT）の4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比0.2％増の82億1477万円となり、4ヶ月連続で前年を上回った。このうち団体旅行は15.4％減の16億749万円となったものの、企画旅行は4.3％増の39億4972万円、個人旅行は5.7％増の26億5756万円と増加した。

　団体旅行のうち、一般団体は招待旅行の取扱人数の減少や、昨年に実施した大型の団体旅行の反動などにより、16.4％減の13億361万円だった。学生団体は修学旅行の取扱人数の減少で、1.1％減の3億388万円となった。

　企画旅行のホリデイは26.5％増の10億1975万円。方面別の取扱人数ではヨーロッパや台湾、ハワイを中心にほぼ全方面が前年を上回った。

　クラブツーリズムの取扱額は2.0％減の28億8592万円。アメリカやオセアニア方面が不振だったが、ヨーロッパなどが好調に推移したという。

　なお、海外旅行以外では国内旅行が1.0％増の241億1483万円、外国人旅行が0.5％増の18億9288万円で、関連商品などを含めた総計は1.0％増の351億5616万円だった。国内旅行の詳細は別途記載（下記関連記事）。