ワンワールド、会長にフィンエアーのヴァウラモ氏を指名
ワンワールドはこのほど、フィンエアー(AY)のCEO(最高経営責任者)を務めるペッカ・ヴァウラモ氏を新たな会長に指名した。キャセイパシフィック航空(CX)のCEOを務めていたアイヴァン・チュー氏の後任で、任期は2年間。メキシコ・カンクンでのIATA年次総会にあわせて開催した取締役で決定した。今後は昨秋にワンワールドCEOに就任したエミレーツ航空(EK)米大陸オペレーション担当シニア・バイス・プレジデントのロブ・ガーニー氏などと協力して執務にあたる。
ヴァウラモ氏はスウェーデンの採掘・建設企業のサンドビック、フィンランドの貨物荷役企業のカーゴテックで要職を歴任した後、2013年にCEOとしてAYに入社。指名にあたっては「(1999年の)ワンワールド創立から20周年を迎えるにあたり、会員企業に利益をもたらす世界中の顧客に新たな価値を提供したい」と述べている。