タイガーエア台湾、茨城/桃園間で定期チャーター、7月から

  • 2017年6月1日

 タイガーエア台湾(IT)は7月2日から10月25日まで、茨城/台北(桃園)間で週2便のプログラムチャーター便を運航する。同区間の定期的な運航は、昨年9月にVエアー(ZV)が撤退して以来約10ヶ月ぶり。使用機材はエコノミークラス180席のエアバスA320型機で、日台政府の許可取得が条件となる。

 ZVの撤退以来、茨城から運航している国際線定期便は、週6便での春秋航空(9C)の上海(浦東)線のみ。茨城県は航空会社へのセールスを継続し、定期便・チャーター便を問わず誘致をめざしていた。

 座席については台湾人向けの旅行商品による販売が中心となる予定で、日本人向けの販売については調整中という。水曜便は桃園を14時50分に出発して19時20分に到着。帰路は茨城を20時20分に出発して22時50分に到着する。日曜便は桃園を5時45分に出発して10時15分に到着。その後、茨城を11時15分に出発して13時45分に到着する予定。

 なお、茨城空港は7月2日から国管理空港では初めて、2基の可動式エプロンルーフを設置する予定。ターミナルビルと旅客機の間の移動の際に使用し、雨風や日差しを防ぐ。