JTB、ふるさと納税クーポンの店舗取扱開始、20店舗で
ジェイティービー(JTB)は6月1日から、ふるさと納税の返礼品「JTBふるさと納税旅行クーポン」について首都圏、東北・北陸、関西エリアの20店舗で取り扱いを開始する。同クーポンは寄付した自治体の対象宿泊施設に1泊以上する商品に利用できるもので、従来はコールセンターでの申込に限定して取り扱っていたが、旅行者の要望を受けてこのほど決定した。
JTBによると、同クーポンは2015年11月に箱根町などの3自治体が謝礼品として取り扱いを開始して以来、現在は65自治体にまで拡大。これまでに累計で64万4000人が利用したという。17年度の同クーポンへの寄付額については、前年度比30%増をめざすという。
適用対象は「エースJTB」と「サン&サン」の旅行商品で、宿泊プランに加えて、それらに付随するJR、航空券、エースJTBのオプショナルツアーなども含む。「旅物語」やインターネット専用商品には利用できない。利用対象者は寄付者本人を含む2親等以内の親族。
取り扱いを開始する店舗は、首都圏エリアがトラベルゲート新宿など13店舗、東海・北陸エリアが名古屋駅前店など4店舗、関西エリアが京都駅前支店など3店舗。取扱店舗は今後も拡大する予定だ。