セレブリティクルーズの日本総代理店を務めるミキ・ツーリストによると、2017年春に「セレブリティ・ミレニアム」（総トン数：9万1000トン、乗客定員：2158名、客室数：1079室）で実施した2本の日本発着クルーズは、いずれも満室となった。1本は同社初の自主運航によるクルーズで、4月22日から30日まで「日本一周春色クルーズ9日間」として実施。横浜発着で長崎、釜山、新潟、青森、仙台に寄港した。乗客の7割は日本人で、残りの3割はロシアや米国、香港、フィリピン、オーストラリアなどからの旅行者だった。

　もう1本はクルーズプラネットとエイチ・アイ・エス（HIS）による日本人向けのチャータークルーズで、4月30日から5月7日まで「ゴールデンウィーク南国土佐と石垣島・台湾クルーズ8日間」として実施。横浜発着で高知、石垣島、台湾の基隆に寄港した。ゴールデンウィーク中の日並びの良い日程だったことから、家族からシニア層まで、幅広い年齢の旅行者が乗船したという。

　なお、同社は今秋にも自主運航による日本発着クルーズを1本予定しているところ。横浜発着の「セレブリティ・ミレニアム 日本一周 錦秋クルーズ11日間」として、9月24日から10月4日まで、清水、神戸、高知、長崎、釜山、青森を巡る。