日本旅行の2017年3月の旅行取扱実績で、国内旅行の取扱額は前年比1.6％増の231億4136万円だった。このうち企画旅行は0.2％減の105億7613万円と微減したものの、団体旅行は6.8％増の45億3123万円、JR券や航空券、一般宿泊などをあわせた個人旅行は1.3％増の80億3400万円と、ともに前年を上回った。

　団体旅行のうち、一般団体はMICE関連の団体が増加し、10.2％増の29億1892万円。教育旅行も1.2％増の16億1230万円となった。企画商品は「赤い風船」は0.2％増の98億9665万円。他社企画商品は自社商品の販売を強化している影響で、6.4％減の6億7948万円と減少した。

　国内旅行以外では、海外旅行が12.8％増の114億4679万円、国際旅行が4.9％増の32億5888万円となり、総計は4.1％増の378億5025万円だった。海外旅行の詳細は別途記載（下記関連記事）。