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国内LCC、17年GWの旅客数は7.5%増-新興は全社が増加

  • 2017年5月9日

 ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)の国内LCC4社が5月8日に発表したゴールデンウィーク期間(2017年4月28日~5月7日)の利用状況によると、合計の旅客数は7.5%増の42万3267人だった。座席数は8.5%増の48万9420席と旅客数の伸びを上回った結果、利用率は0.8ポイント減の86.5%となった。

 国際線の旅客数が最も多かったのはMMで、14.5%増の6万273人。前年からの伸び率は、座席数を81.8%増の7560席に増やしたIJが64.4%増の6516人と最も増加した。次いでJWが41.0%増の3万4132人、MMが14.5%増となり、GKは2.5%減の1万9090人と唯一減少した。

 利用率については4社すべてが8割を超えた。最も高かったのは旅客数を唯一落としたGKで、座席を15.5%減の2万1600席と大きく減らしていたこともあり、11.8ポイント増の88.4%となった。GKは前年からの伸び率でも首位となった。

 国内線の旅客数は、GKが5.5%増の14万7115人で最も多かった。前年からの伸び率は、座席数を79.5%増の5万6880席に増やしたJWが73.1%増の4万8503人で最も伸長。以下はGKが5.5%増、IJが4.1%増の1万6547人と続いた。

 利用率は全社が前年を下回ったなか、MMが減少幅を0.4ポイント減にとどめ、92.3%で唯一9割を超えた。GKも同じく0.4ポイント減で、84.5%を記録した。

 なお、各社が4月21日に発表した予約状況からの増減は以下の通り。

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