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ソラシド、20年度までの中計発表、国内新路線や国際定期便など

  • 2017年4月27日

 ソラシドエア(6J)はこのほど、2017年度から20年度までの新たな中期経営戦略を策定した。テーマは「地域と世界を繋ぐグローバルエアラインに進化する」で、18年度を目途に国内線の新たな路線を開設するほか、国際線については引き続きチャーター便の運航に取り組み、19年度中の定期便化をめざすとした。同社はこれまでに宮崎/高雄間などでチャーター便を運航した実績がある。機材は期間中に、現在使用しているボーイングB737-800型機を2機を増やす予定。

 20年度には売上高420億円、営業利益17億円、当期純利益13億円、営業利益率4.2%、ユニットコスト8.5円以下をめざす考え。為替レートは1米ドル115円、原油価格は1バレル60米ドルを前提とした。なお、6Jによれば16年度の決算は売上高381億円、営業利益39億円、当期利益24億円となる見込み。

 そのほかには「成長の柱」として「オペレーション品質の向上」「マーケティング・営業力の強化」「サービス・プロダクト品質の向上」「組織・人財の強化」「社内風土・ロイヤルティ強化」「強固な経営基盤づくり」の6つに取り組む。定量的な目標としてはユニットレベニュー8.8円以上、就航率99%以上も掲げる。