ハウステンボスがスマホゲーム発表、澤田氏「常に新しい挑戦」
▽アニメなどへのスピンオフも視野、海外はアジアから
「エアリアルレジェンズ」は危機に陥った王国を魔物から救うゲームで、HTBによれば開発費は数億円。登場する約100種類のキャラクターについては、アニメや漫画などへのスピンオフを視野に入れ、それぞれ細かくキャラクターを設定した。ゲーム内にはHTBのキャラクターや園内の建物などが登場する。当面は日本語のみで提供する予定。
グッドラックスリーCEOの井上和久氏は「ゲームの事前登録を開始して3週間経過したが、登録者数は好調に推移し、すでに20万人を突破している」と喜びを示した。夏までに100万件のダウンロードをめざし、達成した際には園内で記念の花火を打ち上げるという。
なお、300万件を達成した場合は、来園者全員にキャラクター入りの缶バッジを贈呈。その後も、500万件達成でHTBの「ゲームの王国」に専用コーナーを設け、1000万件達成でゲームに登場する「大砲船」を園内に設置するという。そのほかゲームで使用する音楽を園内で流すことや、ハロウィーンの時期にキャラクターのコスプレイベントを実施することも検討しているという。
海外展開についてはHISの海外拠点などを活用し、まずはアジアから検討を進める考え。澤田氏はこの日は具体的な計画については示さなかったものの「『変なホテル』のように、ハウステンボスで成功したものを世界に押し出していきたい」と強調。「中国で展開すれば1000万ダウンロードの可能性もある」と期待を示した。