北播磨3市1町、「道草」観光を提案 マップ作成しモデルコース紹介/兵庫
兵庫県北播磨地域の加西市、西脇市、加東市、多可町はこのほど、域内観光を紹介するドライブマップ「北はりまみちくさマップ」を作成した。高速道路に囲まれた立地を生かして、“寄り道”して域内観光を楽しんでもらおうというものだ。
3市1町が連携して地域活性化を図る「北播磨広域定住自立圏」事業の一環。周囲には舞鶴道、中国道、播但道、北近畿豊岡道が走ることに着目し、姫路城や有馬温泉など周辺観光地の旅の行き帰りに訪れてもらおうと企画した。
マップでは、インターチェンジ(IC)を降りて、各市町を立ち寄り、次のICから高速道路へというルートを想定した4コースを紹介。「オレンジ」は北近畿豊岡道・青垣ICから杉原紙の里である多可から加西、中国道・加西ICへ抜ける。「グリーン」は加東で東条湖を訪ね、「イエロー」は西脇で播州織や播州ラーメンに親しみ、「ピンク」は加西・加東で西国霊場札所に立ち寄る。その中でカフェや食事なども盛り込んだ。
発行は5万部。各市町観光協会や、域内や周辺の高速道サービスエリア(SA)などで配布している。3月12日にはキックオフとして中国道・加西SAでマップを配布した。
(17/04/25)
情報提供:トラベルニュース社