関空と中部のGW、1日あたり旅客数はともに7%超の増加
関西エアポートと中部国際空港はこのほど、ゴールデンウィーク期間(2017年4月28日~5月7日)の10日間の出入国者の推計値を発表した。1日あたりの平均旅客数は、関空が過去最高となる前年比7.2%増の5万2160人、中部が7.6%増の1万4970人を予想する。なお、昨年のGWは4月28日から5月8日までの11日間だったため、両空港ともに総旅客数の前年比は公開していない。
関空の推計によると、10日間の総旅客数は52万1600人で、出発旅客数は26万3600人、到着旅客数は25万8000人。方面別の旅客数は、1位と2位は昨年に続きそれぞれ韓国、中国で、3位は東南アジアとなる見込み。
出国の第1ピークは5月3日で3万2300人、第2ピークは4月29日で3万600人、第3ピークは4月30日で2万9100人。入国の第1ピークは5月7日で3万1500人、第2ピークは5月6日で2万9100人、第3ピークは4月29日で2万6700人と予想した。
中部の10日間の総旅客数は14万9700人となる見込みで、このうち出発旅客数は12.8%増の7万5800人、到着旅客数は2.8%増の7万3900人。方面別では中国への旅客数が最も多く、1.1%増の1万8900人に。次いで東南アジアが1万2900人、韓国が1万1800人と予想する。前年からの伸び率では、昨年にテロ事件の影響を受けた欧州・中東が回復して30.0%増で首位に。以下は、韓国が20.4%増の1万1800人、香港が20.0%増の1万200人とした。
ピーク日は、出国の第1ピークが5月3日で9700人、第2ピークが4月29日で9600人、第3ピークが4月30日で9400人。入国は第1ピークが5月7日で1万1500人、第2ピークが5月6日で9600人、第3ピークが5月5日で8100人となる見込みだ。