GW出入国者予想、成田は7%増、羽田は15%増
成田国際空港(NAA)と東京国際空港ターミナル(TIAT)はこのほど、2017年のゴールデンウィーク期間(4月28日~5月7日)の10日間における、成田と羽田の出入国者数の推計を発表した。成田は前年比7.2%増、羽田は15.1%増を見込む。
成田の出入国者数は、昨年の夏以降にジンエアー(LJ)、香港航空(HX)、ハワイアン航空(HA)などによる新規就航や増便があったことから、7.2%増の79万1300人を予想。出国者数は9.5%増の39万7700人、入国者数は5.0%増の39万3600人を見込む。方面別ではハワイなどのリゾート路線や、香港、台湾などの近距離路線が人気という。
出国の第1ピークは4月29日の4万9600人で、第2ピークは5月3日の4万6800人、第3ピークは4月28日の4万6300人。入国は第1ピークは5月7日の5万600人で、第2ピークは6日の4万9600人、第3ピークは5日の4万3900人となる見込みだ。
ターミナルビル別の出入国者数は、3ターミナルのなかで唯一、昨年よりも便数が減少した第1ターミナルは0.6%減の38万6000人。内訳は出国者が1.1%増の19万2300人、入国者が2.2%減の19万3700人を予想する。第2ターミナルは15.7%増の34万2400人で、出国者は18.6%増の17万3200人、入国者は12.9%増の16万9200人。LCC専用の第3ターミナルは16.5%増の6万2900人で、出国者は9.4%増の3万2200人、入国は13.7%増の3万700人を見込む。
羽田の出入国者数は15.1%増の45万3400人で、出国者数は19.7%増の23万1600人、入国者数は10.6%増の22万1800人となる見込み。昨年10月末から全日空(NH)やデルタ航空(DL)、ハワイアン航空(HA)が昼間時間帯枠で米国路線を開設したことなどにより増加した。
羽田の出国の第1ピークは4月29日の2万7500人で、第2ピークは28日の2万6400人、第3ピークは5月1日の2万5500人。入国の第1ピークは5月7日の2万7300人で、第2ピークは4月29日の2万6500人、第3ピークは6日の2万6200人となる予定。