プリンセス、19年は通年で日本発着クルーズ、好調受け
▽18年は38コース、定員は36%増の10.3万人に
記念イベントではカーニバル・ジャパン営業課長の船木健氏が、販売を開始した18年度の日本発着クルーズ商品の詳細などについて説明。船木氏は冒頭で、17年度の年間収容人数は4月20日から11月19日までの28コースで7万5768人となったが、18年度については4月から3月までの間に38コースを実施することから、35.7%増の10万2828人に上ることを説明した。
18年度は新たに酒田、石巻、四日市、鳥羽、岩国、ベトナムのカイランを寄港地に加え、7ヶ国の35港に寄港。11月と19年2月から3月にかけては、同一航路を繰り返し運航し、起点以外の港での乗下船を可能にする「インターポーティング」を初めて導入し、「横浜・名古屋・大阪発着!陽気に台湾・沖縄9日間」を9本実施する。クルーズ代金は内側客室を2名1室で利用した場合、1名13万2000円とした。
また、ファーストタイマーや現役世代の取り込みに向け、短期間のクルーズをゴールデンウィークに2本、その他の時期に7本予定する。そのほかテーマクルーズにも注力し、神戸港開港150周年や明治維新150周年にちなんだクルーズも設定。神戸発着で高知、鹿児島、釜山に寄港する「明治維新150周年記念!幕末ゆかりの地と韓国6日間」のクルーズ代金は、内側客室を2名1室で利用した場合、1名9万7000円とした。