東武トップ、2月の海外は25.7%増、一般団体が好調
東武トップツアーズの2017年2月の取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比25.7%増の28億5715万円となり、6ヶ月ぶりに前年を上回った。このうち得意とする団体旅行は、教育旅行団体が受注案件の減少により10.4%減となったものの、一般団体が企業のインセンティブ旅行などの増加により59.2%増と大きく前年を上回り、全体では49.5%増となった。
個人旅行は、自社企画商品は7.3%増だったものの、他社企画商品が5.3%減となり、企画商品全体では4.7%減となった。各事業所が企画した「旅行企画商品」については公表していない。航空券の単品販売などの「その他の個人旅行」は3.3%減だった。
取扱人数は全体では22.8%増となり、このうち団体旅行は30.8%増だった。方面別ではインセンティブ旅行の増加によりハワイが333.7%増となったほか、台湾が66.1%増、中国が16.2%増などとなった。
個人旅行のうち企画商品の取扱人数は3.9%減。元々の取扱規模が小さかった香港が272.2%増、中国が100.0%増などとなったほか、タイやベトナムなどの「その他アジア」が36.1%増、韓国が35.2%増、北米が15.6%増とそれぞれ伸長した。
なお、国内旅行の取扱額は5.6%増の61億6188万円、訪日旅行の取扱額は17.2%減の3億2127万円となり、その他の事業を加えた総取扱額は6.3%減の95億3603万円となった。国内旅行と訪日旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。