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KNT-CT、2月の国内旅行は5.4%減、一般団体が2桁増

  • 2017年4月11日

 KNT-CTホールディングス(KNT-CT)の2月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比5.4%減の184億9739万円となり、前月の11ヶ月ぶりの増加から再び減少に転じた。団体旅行は2.4%増の48億793万円、個人旅行は6.7%減の37億7058万円だった。

 団体旅行のうち一般団体は、企業のコンベンションなどの取扱人数増により13.8%増の24億649万円に。一方、学生団体はスキー旅行などの取扱人数の減少により、7.0%減の24億144万円となった。

 企画旅行のメイトは12.8%減の41億3318万円。方面別の取扱人数は沖縄と信州が前年を上回ったものの、他の方面は伸び悩んだ。

 クラブツーリズムの取扱額は5.0%減の60億8469万円。バス旅行を除く国内旅行部門では、北海道の流氷関連商品や北陸、関西、沖縄などが堅調に推移したものの、九州や四国などが伸び悩み、全体では7.6%減に。バス旅行部門は自社オリジナルイベントなどへの送客は堅調だったが、毎年催行しているイベント関連ツアーに入場制限がかかったことなどにより、全体では1.8%減となった。

 なお、国内旅行以外では、海外旅行が5.1%増の105億3454万円、外国人旅行が44.5%増の14億5577万円で、関連商品などを含めた総計は0.2%減の312億956万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。