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グアム、17年は若者・家族・シニアに体験訴求-32の楽しみ提案

  • 2017年4月11日

(左から)山本氏、デナイト氏、宮本夫妻  グアム政府観光局(GVB)はこのほど、都内でメディア向けイベントを開催し、今年に入り展開している日本市場向けプロモーション「やりたかったんだな、これっ。」を改めて紹介した。日本代表の山本さとみ氏は「グアムは『安・近・短』のデスティネーションだが、最近では『安』には安心・安全に滞在できる魅力も含まれてきている」とアピール。メインターゲットのミレニアル世代やファミリーに加えて、シニアにも注力する考えを示し、各ターゲットにあわせてアクティビティなどを訴求することを説明した。

 「やりたかったんだな、これっ。」は「グアム新発見」をテーマに、各ターゲットにあわせて海やゴルフ、チャモロ文化などのグアムならではの体験を訴求するもの。特設サイトでは32種類のグアムの楽しみ方とそれぞれのキャッチフレーズを紹介しており、このうち16種類についてはショートムービーも制作した。

 そのほか4月からは、ソーシャルメディアを活用したキャンペーンも開始。9月30日までに、FacebookまたはInstagramに「グアムでやってみたいこと」を投稿した人のなかから抽選で、25組50名に3泊4日のグアム旅行をプレゼントする。

 この日は、GVB局長兼CEOのジョン・ネイサン・デナイト氏や現地ホテルなどのサプライヤーも出席。デナイト氏は、今年で日本/グアム間の直行便就航から50周年を迎えることを説明した上で、「グアムはこれまでハネムーナーなど多くの日本人を迎えてきたが、これからもそうあり続ける」と挨拶し、改めて日本市場の重要性を強調した。

 あわせて「昨年は『Only on GUAM』をタグラインに、グアムならではの魅力をアピールした結果、全世界からの来島者数は10%増の150万人となった」と説明。17年はグローバルプロモーションの「Visit GUAM 2017 Year of LOVE」で、海、冒険、文化、食、ショッピング、ゴルフなどを訴求する考えを示した。そのほかには、ライフガードの増員や監視カメラの増設など、安全対策にも取り組んでいることをアピールした。

 この日のイベントには特別ゲストとして、グアムへの通算訪問回数が100回を超えるという元プロ野球選手の宮本和知さんと、その妻で舞踊家の若柳きららさんも登場。家族連れならではのグアムの楽しみ方などについてトークを展開した。